まず、フロントステージの基軸となるのが、28mmツィーターと165mmミッドウーファーを組み合わせた2WAYセパレートキット「AV K6」。定格125Wの高出力にも対応し、50Hz〜22kHzというワイドレンジ再生を実現。高能率(約91dB)かつ繊細な描写力により、ツィーターの空気感とウーファーの厚みある低域が、見事に融合します。専用クロスオーバーネットワークを搭載し、ツィーター側の出力は+2/0/−2dBで調整可能。車室内の環境に合わせたセッティングが可能です。
さらにその音の密度を一段と高めたい方には、70mmミッドレンジ「AV 3.0」の追加がおすすめです。200Hz〜14kHzの帯域をカバーし、能率は驚異の93dB。小口径ながら豊かな中域表現力を持ち、ボーカルや弦楽器のリアリティをぐっと引き上げてくれます。取り付け奥行きは約38mmと薄型で、ドアやAピラーなどへのインストールも柔軟に対応可能。もちろんグリルも付属しており、見た目の美しさと保護性も両立します。
AV K6とAV 3.0を組み合わせることで、2WAYから3WAYへのステップアップが可能となり、より緻密で自然な帯域分割が実現。リスニングポジションに合わせた音像の明瞭化や、音場の立体感が大きく向上します。Voceシリーズの持つ品格と圧倒的な表現力を活かすことで、カーオーディオの世界がまるでコンサートホールのような空間へと変わるはずです。
AV 3.0 70mm ミッドレンジ
200 Hz〜14 kHz
100W / 50W
約93dB
穴径 73mm/深さ ~38–41mm
小型で高能率、ネオジ磁石+サラウンド構造で明瞭な中域再生
AV K6 165mm ミッドウーファー+ツィーター 2WAY
50 Hz〜22 kHz 250W / 125W
約91dB
Woofer径 165mm/深さ ~67mm
フルレンジ再生、プロ仕様の素材とクロスオーバー、広帯域&高出力対応モデル